ダンケルク
クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』を観ました。

第2時世界大戦初期、ナチスドイツによってフランスの港町ダンケルクに追い詰められた40万人の英仏軍を命がけで救出する物語。
軍艦だけでなく、チャーチル首相の呼びかけに応じた多数の民間船が丸腰でダンケルクに向かって行くのですが、こんなマンガのような話が実話だというから驚きです。
まさに事実はフィクションを凌駕している!
日本人には馴染みがないけれど、世界的には“ダンケルクの奇跡”として知られているそうな。



でもなぁ・・・・。
「話」としては興味深いのですが、「映画」としては今ひとつでした(>o<)
状況説明やセリフを最小限にとどめ、登場人物の来歴も語らず、「戦場で生き死にする人々」がドキュメンタリータッチで描かれていきますが、『プライベート・ライアン』のようなリアルさは無く、緊迫感も薄い。
その上、海岸で助けを待つ兵士の「1週間」と、救出に向かう民間船の「1日」、そして敵の攻撃を阻もうとする空軍機の「1時間」という時間軸の違うエピソードが同時進行し、同じシーンが時間差で出てくるので観ている側の感情が細切れになってしまいます。
監督がやりたいことは分かるのだけれど、戦争映画特有の“あざとさ”を排除しようとする作為が勝ちすぎて、逆に“あざとく”なってしまった感じです。
・・・・うーん。
期待していただけに、とっても残念。



| 銀幕の彼方に | 00:19 | comments(2) | - | ↑TOP
スポンサーサイト
| - | 00:19 | - | - | ↑TOP

民間の遊覧船のお父さんが息子とともに救助に向かう話が好きでした
お父さんが人格者で息子がお父さんの意思をわかってて継いでたのがよかった
あとみんな一生懸命助けようとしてたことに
感銘を受けました
日本のインパール作戦とか食糧の送りもなくて撤退中に餓死した人が殆どというテレビ番組を見たあとだけに違いを感じました。
| カシス☆ | 2017/09/27 8:56 AM |
>カシスさん
コメントありがとうございます。
ホント、1つ1つのエピソードは良かったです。
それぞれの人間が見ている情景はまさにあんな感じで、すべての状況が分かっているわけではないでしょうし。
そういう意味では「リアル」なのかもしれないし、監督はそこを狙ったのだと思いますが、せめて最後、3つのエピソードが重ねる部分だけでも別々に描かず交差させてくれたらなぁ(苦笑)
僕としてはそこだけが消化不良でした。
| まじぞう | 2017/10/02 12:48 AM |
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
PROFILE