三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)。
鳥取県の中央に位置する天台宗のお寺ですが、もとは役行者(役小角)が修験道の行場として開いたのが始まりだそうな。
山の中腹の断崖には、役行者がその法力で麓から投げ入れたと言われる「奥の院」が、絶壁にはりつくように建っています。
今回の旅の目的は、この「投入堂」を自分の目で見ること。
・・・・これが思っていた以上に大変でした(^^;)
入山手続きを終えると、上のような「輪袈裟」を渡されます。
「無事、お帰りになられますように」
険しい登山道で滑落事故が絶えないんだそうです。
「単なる参拝ではなく、修行だと思って下さい」
むむむむっ!
確かに修行でした(>o<)
岩場を越え、這いつくばって根っこをつかみながら斜面をよじ登り、あげくには鎖を使ってロッククライミング。
日頃の運動不足がたたって息が上がってしまい、「投入堂」に辿り着くまで何度も座り込んでしまいました(苦笑)
我ながら情けない(^^;)
タオルがしぼれるくらい汗をかいた頃、ようやく眼前に現れました。
国宝「投入堂」です。
すごい・・・・。
こんなの、どうやって作ったんだろう?
いったい何のために?(XoX)
いやぁ、なかなか興味深いモノを見ることが出来ました。
しんどかったけれど、登って良かった(^o^)
昔の人は、発想のスケールも実行力も我々とは違いますね。
感動しました。
今度は子どもたちを連れて来たいなぁ。